Herman Miller Eames Shell Chair(イームズシェルチェア)

Herman Miller(ハーマンミラー)のEames Shell Chair(イームズシェルチェア)は、アメリカの著名デザイナー夫婦、チャールズ&レイ・イームズが1950年に発表した名作チェアだ。

ここでは、Eames Shell Chairの特徴や歴史、及び多くのデザイナーとコラボして名作を生み出し続けるブランド、Herman Millerについて詳しくご紹介したい。

Eames Shell Chair(イームズシェルチェア)

画像引用元:https://store.hermanmiller.co.jp/c/eames_shell_chairs

快適さと多様性を備えた名作椅子として、世界的に愛用され続けているEames Shell Chair。
どのような場所でも、どのような用途にでも使えるよう、多彩な形やカラーが展開されているのが特徴だ。
家具や建築物、おもちゃなど、様々なアイテムのデザイナーとして世界的に名高いチャールズ&レイ・イームズによる作品である。

Eames Shell Chairの特徴

あらゆる用途・ニーズに応える実用性

デザイン性や芸術性も大切だが、椅子である以上、何より実用性が大切にされるべきであることは言うまでもない。
Eames Shell Chairは、クラシカルなシェルチェアという共通概念のもと、形状や大きさ、高さなどを変えながら、あらゆる用途・ニーズに応えられることを大切にしている。
ダイニングで使うタイプ、仕事で使うタイプ、赤ちゃんを寝かしつけるときに使うタイプなど、実に200万以上の組み合わせが可能ということだ。

快適さを追求しつくした座面

座ったときの快適さにこだわった点もEames Shell Chairの特徴である。
深い座面と柔らかい背もたれ。チャールズ&レイ・イームは、いったん、それぞれを別々のものとしてデザインしている。
のち、二つを絶妙に融合させるという工程を経ることにより、圧倒的な座り心地が生まれた。

Eames Shell Chairの歴史

Eames Shell Chairは、1950年にHerman Millerから世界へ向けて発表された椅子である。
発表以前、同作品のデザイナーでもあったチャールズ&レイ・イームズは、ファイバーグラスを素材に椅子の製作を試みた。

しかしファイバーグラスの環境に対するリスクが明らかとなったため、以後は製作を断念。
のち、より適した素材としてポリプロピレンを採用することとなった。
現在では他にも、ウッドやワイヤーなどによるEames Shell Chairが誕生するに至っている。

20代で購入し、毎日使い、そして20年後に自らの子供へと引き渡す。
そのような椅子になることを、Eames Shell Chairは目指している。

Herman Miller(ハーマンミラー)について

ハーマンミラーは、1905年にアメリカで誕生した高級家具ブランドである。
著名デザイナーとコラボして数々の名作家具を生み出しながら、その一方で、家庭やオフィスなどで幅広く活用できるコンテンポラリーな一般家具も多く提供し続けている。

Herman Millerのブランドストーリー

Herman Millerは、1905年、アメリカ・ミシガン州において、ベッドルーム家具の製造会社「スター・ファニチャー・カンパニー」として創業された。
世界恐慌の影響で一時は倒産の危機にも瀕したが、ニューヨークの家具デザイナー、ギルバート・ローディとの出逢いをきっかけに会社は持ち直した。

以後、シカゴ万国博覧会やニューヨーク近代美術館などでの作品展示を積極的に行い、結果、そのブランド名は世界的に知られるところとなった。
伝説的なデザイナーとのコラボで名作家具を作りだすことが得意なブランドで、これまで、チャールズ&レイ・イームズやジョージ・ネルソン、イサム・ノグチなどの作品を手がけている。

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そのデザインに一定のコンセプトを貫きつつ、生活のあらゆるシーンになじむ豊かな機能性を備えたEames Shell Chair。
普遍的な価値を有するチェアとして、これからも多くの者たちの生活に浸透していくことだろう。
また一方で、Herman Millerと同様に芸術性と実用性を備えた高級家具ブランドは、世界にいくつか存在する。 Herman Miller作品との比較を通じ、椅子というアイテムの奥深さを味わっていただきたい。