ウォールナットを使った家具製作にこだわりをもつマスターウォール。
販売している製品は注文を受けてからの受注生産で、家具の修理やメンテナンス、買い取りも行っている。
100年後のアンティークを目指した家具づくりを行っているマスターウォール。
製品はテーブルを中心にさまざまな家具やアイテムを展開している。
シンプルなデザインとアメリカ中西部から仕入れているこだわりのウォールナットで作り上げることで、使い込むほどに味わいがでて長く愛される家具となる。
材の質がいいので長く使えるうえ、シンプルなデザインだから飽きが来ない。
メンテナンスや磨き直しを繰り返すうちに深みのある表情に変化し、愛着が増していく。
ウォールナットの「材」の魅力を最大限に活かした、長く愛される家具づくりがモットーのマスターウォール。
自社独自の厳しい基準により、アメリカ中西部から仕入れたウォールナットをふんだんに使用している。
また、製材した木材はウォールナットの赤身部分のみ使用したハイグレード品から、白太や節の風合いを活かしたリーズナブルなものまで製品に合わせて余すところなく使い切る。
それぞれがウォールナットの「材」の魅力を存分に活かした、木の風合いを楽しめる家具となる。
マスターウォール設立のきっかけとなった赤瀬木工所が創業されたのは1961年。
当時は婚礼家具の桐タンスをメインに生産。その後、1972年に株式会社アカセ木工を法人設立した。
1981年にはメラミン総桐タンスが人気を博し、会社経営は順調そのものであった。
しかし、90年代にはいるとライフスタイルの変化や婚礼家具の需要が低下し、婚礼タンスの生産数・販売数は下降線をたどるようになる。
そこで婚礼タンスに代わる新しい商品の開発に着手。
多くの試行錯誤を経て、1999年に直線的なウォールナットの天板にブラック塗装のアイアンフレームを組み合わせたナチュラルモダンなテーブル「WILDWOOD」が完成。
2006年1月にはウォールナットのファニチャーブランド、「マスターウォール」が誕生した。
社名を2021年にはAKASE 株式会社へ変更し、現在に至る。
マスターウォールでは、良質なウォールナットの産地アメリカ中西部で原木から素材を見極め買い付けし、木材を仕入れている。
高品質のウォールナットを規定する「FAS」という基準よりも厳しい自社基準を独自に設け、自社基準をクリアした木材のみを購入。
とくにマスターウォールで「マスターグレード」と呼ばれる、反りがなく目に見える範囲で白太や節が入っておらず、表裏両面ともクリアな材木は全体の10%という希少部位だ。
「マスターグレード」を使用したテーブルでは、木目のクオリティを維持するためテーブルの長さにかかわらず天板を接ぎ合わせる枚数、最小の板幅を保証している。
製品の仕上げには、メンテナンスをしながら、長く使い続けられるよう、標準ではオイル仕上げを採用。希望によりウレタン塗装も可能だ。
マスターウォールでは気に入った家具を自宅やオフィスに運んでもらい、実際のサイズ感や家具を設置した際のイメージを確認できるサービス「マスターウォール ヴィジット」を提供している。
試せる家具は3点までで、配送料は無料。家具の搬入後、家具についての説明を受け、サイズ感やイメージを確認したあとに搬出してもらう仕組みだ。
質の良い家具は価格も安くはないので、実際に家具を設置して試し、購入を検討できる便利なサービスである。
家の新築に合わせて「ウォールナットのテーブルが欲しい」と考えたのが購入のきっかけでした。
気に入っているのは、手触りと飽きの来ないデザイン。そして何より、我が家のライフスタイルに合っていること。
小さな子供が5人もいて、飲み物をこぼしたり、落書きしたり、傷つけたりと、かなりハードに使ってきましたが、頑丈な上に風合いや質感が損なわれることはありません。
今ではこのテーブルが、我が家の暮らしの中心です。
家の新築に合わせて家具をそろえるとき、テーブルやソファ、テレビボードや椅子などを同時に購入しました。
あの時そろえた家具はどれも、まったく飽きがきません。他のインテリアを邪魔することなく、調和しているのに、しっかりとした存在感があるデザイン。
雑誌などで、どんな新しい家具を見ても、不思議と買い替えたいとは思わないのです。
メンテナンスは1年に2度くらい、オイルを塗るだけ。小さなへこみなどはありますが、使うほど愛着が増しています。