Artek アームチェア41・Paimio

日本の家具愛好家の間でもよく知られている著名ブランド、Artek(アルテック)。

ここでは、これまでArtek(アルテック)が発表してきた作品群の中から、代表的な名作の一つとして名高いアームチェア41・Paimioに注目する。

作品の特徴や魅力に加え、Artek(アルテック)というブランドの歴史にも目を通してみたい。

アームチェア41・Paimio

画像引用元:https://www.artek.fi/jp/products/armchair-41-paimio

結核患者の療養施設で使用される目的で、フィンランドの著名な建築家、アルヴァ・アアルトがデザインしたチェアが、アームチェア41・Paimio。

「ラメラ曲げ木」と呼ばれる技法が採用された、Artek(アルテック)を代表する名作の一つである。

アームチェア41・Paimioの特徴

リビングでくつろぐに
最適なデザイン

椅子は座るものであり、その利用シーンに制限など存在しない。

しかしこのアームチェア41・Paimioは、あえて用途を住宅のリビングに限定したい。

なだらかな背もたれと緩やかに角度を付けた座面。まぎれもなく、リビングでくつろぐための椅子である。

50年後、100年後にも
重なり続ける美しさ

素材にはフィンランド産の白樺を採用。「使いこむほどに美しさを増していく」素材を追求して到達した、最高の素材である。

50年後、100年後、あなたが購入したアームチェア41・Paimioは、どのような美しさを重ねるであろう。

代々引き継いでいく実用的な家宝として、その存在感は時代とともに増す。

アームチェア41・Paimioの歴史

アームチェア41・Paimioは、1933年、フィンランド出身の著名な建築家であるアルヴァ・アアルトによってデザインされた作品である。パイミオという地に建てられたアアルト自身の設計となるサナトリウム、その施設内に設置する目的で、アームチェア41・Paimioが誕生した。

大判の合板を大胆に曲げて作られた画期的なシート。当時、その発想は多くの賞賛を集めたとされている。アームチェア41・Paimioは、のちにアアルト自身が立ち上げた家具ブランド、Artek(アルテック)を窓口に、世界中へと供給されることとなった。

Artek(アルテック)について

Artek(アルテック)は、1935年に4名のフィンランド人によって立ち上げられた家具ブランド。

芸術と技術が融合した先駆的な高級家具の数々は、フィンランド国内はもとより、日本も含めた世界市場で広く注目を集めている。

Artek(アルテック)の
ブランドストーリー

Artek(アルテック)は、1935年にフィンランドで生まれた家具ブランド。
創業者は、同国生まれの著名建築家であるアルヴァ・アアルト、および、その妻や仲間たち計4人である。

Artek(アルテック)創業のきっかけは、アアルトがコンペで勝ち取ったサナトリウムの設計である。

革新的なデザインの建造物を設計したものの、そのデザイン性にマッチする家具は、当時のフィンランドには存在しなかった。そこでアアルトは、自らが設計したサナトリウムにマッチする家具を、自らの手で製造することにした。サナトリウムはもとより、製造した家具それ自体が高い評価を集めたことから、アアルトは家具専門のメーカーであるArtek(アルテック)を立ち上げた。

以来、数々の名作家具を生み出してきたArtek(アルテック)だが、それら名作家具の代表作の一つが、当ページでご紹介したアームチェア41・Paimioであり、その詳細はすでにご紹介した通りだ。

ちなみにArtek(アルテック)というブランド名は、「Art(芸術)」と「Technology(技術)」を組み合わせた造語。融合しにくい二つの概念の融合を追求し、Artek(アルテック)は多くの先駆的でモダンな家具を生み出した。

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デザイン性と座り心地の粋を追求したArtek(アルテック)のアームチェア41・Paimio。家具デザインの歴史に衝撃と革命をもたらしたとされる、歴史的名作家具の一つである。

名作家具を見るにあたり、どこに価値基準を置くべきかは、見る者それぞれである。しかしながら、初めから独りよがりの価値基準のみで家具を鑑賞することは、当サイトでは推奨しない。

多くの名作家具を比較すること、そして、名作が名作たる理由を感じられるようになること、その段階になって初めて、自身の価値基準を大切にしてはいかがだろう。以下では、名作家具を比較する一覧ページを用意した。