Catifa(カティファ)

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本記事では、イタリアのトレヴィゾで設立された家具ブランド「arper(アルペール)」の名作チェア「Catifa(カティファ)」を紹介している。どのような特徴があるのか、またブランドの特徴や歴史などについてもまとめた。

Catifa

arper(アルペール) / Catifa(カティファ) 画像引用元:MAARKET(https://maarket.jp/products/detail/13#PI)

Catifa(カティファ)は、イタリアの家具ブランド「arper(アルペール)」が生み出したチェアだ。家庭だけではなくオフィスや公共施設でも多く使用されており、世界中で愛されている作品といえるだろう。

Catifaの特徴

ブランドの代表作ともいえる、世界中から愛されるチェア

Catifaはarperを代表するチェアであり、シェルがワイドな53シリーズやラウンジチェアタイプの80シリーズなど、多彩なバリエーションが発表されている点が特徴のひとつとなっている。その中でも特に知られているのが「46シリーズ」と呼ばれるものだが、このシリーズの中でもキャスター付きのものやアームの有無、脚の素材が選べるなど好みに合わせてさまざまなパターンを選択できるのが魅力的だ。

非常にシンプルでスタイリッシュな印象

この美しく機能的なCatifaをデザインしたのは、リエボレ+アルテール+モリーナという3人組のデザインユニット。建築やインテリアデザインなど多彩な分野での活躍が高く評価されており、多数の受賞歴を持っている。
Catifaの特徴はまずシンプルであること。繊細なシェルのカーブが非常にスタイリッシュな印象を与えるとともに、上質な座り心地を生み出している。この非常にシンプルなデザインはどのようなテーブルにも合わせやすく、ホームユースはもちろんだが、軽くて取り扱いがしやすくスタッキングも可能、さらに高い耐久性という特徴から、ヨーロッパではさまざまな公共施設に設置されている。

Catifaの歴史

Catifaは2001年に発表され、世界のデザイン賞を多数受賞したチェア。arperというブランドを世界的に知らしめた作品としても知られている。発表以来そのデザインと機能美が注目を集め、さまざまな商業施設やオフィスなどにも取り入れられている。

arper(アルペール)について

Catifaを生み出したarperは、イタリアのトレヴィゾで設立されたブランドであり、ホームユースのほか世界中のオフィスや公共施設向けのインテリア製品を製造・販売している。同ブランドが発表している家具は、レッドドットやiFデザイン賞などさまざまな受賞経験がある。
arperが手がける製品は、こちらのページでご紹介しているCatifaと同じように、シンプルなフォルムが共通の特徴。このフォルムは高度な技術力によって、素材を極限まで削ぎ落とすことによって実現しているものだ。
また、同ブランドでは持続可能な製品づくりを行うために環境部署を設置し、環境への負荷を軽減する方法を追求しながら素晴らしい家具づくりに取り組んでいる。

arperのブランドストーリー

arperは1989年にレザー製チェアの製造会社として創業したことがその歴史の始まりとなっているが、2001年よりアルミニウム、ポリプロピレンなどレザー以外の素材も取り入れている。2001年にはオリジナルコレクションを発表しているが、その機能美と洗練されたデザインが高い評価を受け、商業施設やオフィスなどのマーケットにおける認知度を高めていった。
同ブランドの代表作は2001年発表のCatifaが挙げられるが、そのほかにも有名デザイナーとのコラボレーションにより数々の名作を生み出してきた。いずれのアイテムも、同ブランドの特徴ともいえるシンプルで優美なフォルムを持っている。

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こちらの記事では、イタリアの家具ブランドarperの代表的なチェアである「Catifa」を紹介してきた。非常にシンプルながらも優美な印象を受ける椅子で、世界中のさまざまなシーンで使用されている。
世界には、このCatifaのほかにも多くの「名作」と呼ばれる椅子がある。こちらのサイトでは、さまざまな名作椅子を紹介しているので、興味のある人はぜひチェックしてほしい。