独創的なデザインを数多く発表している、オランダのブランド「Moooi(モーイ)」。こちらの記事では、Moooiからリリースされている数多くの作品の中から、名作テーブルとして知られているチェステーブルを紹介する。
チェステーブルは、オランダのブランドである「Moooi(モーイ)」による名作家具。非常にユニークなデザインが印象的だが、これはスウェーデン人女性4人で構成されるデザインスタジオ「Front」の手によるものだ(現在、Frontは3人組となっている)。
印象的なデザインに加え、使いやすいサイズ(本体W400×D400×H600mm)となっているため、インテリアのアクセントとして取り入れるのもおすすめだ。例えば、リビングスペースに置いて小物や花瓶などを置いておくのもいいだろう。
チェステーブルの特徴は、なんといってもそのデザイン。チェッカーフラッグのパターンに目が引かれるが、天板部分は実際にチェスがプレイできる8×8マスとなっている部分も注目したいところだ。一見ポップになりそうな印象を受けるものの、絶妙なバランス感によってシックな雰囲気を醸し出している点も魅力。チェスを愛する人はもちろん、新たなテイストを住まいに取り入れたい、と考えている人におすすめのテーブルといえる。
このチェステーブルは、スチールフレームを木材でコーティングした仕様となっている。さらに、ラッカー仕上げによって光沢感を出しているなど、こだわりが感じられる仕上がりだ。
チェステーブルがデザインされたのは2009年。スウェーデン女性のデザインユニットである「Front」によって制作された。Frontは非常にユニークな作品を世に送り出していることで知られており、こちらのページで紹介しているチェステーブルもそのひとつといえる。
チェステーブルを手がけているブランド・Moooi(モーイ)は、2001年に設立されたブランド。創立者のひとりであるマルセル・ワンダース自身のスタジオである「Wanders Wonders」が前身だ。
ブランド名の「Moooi」とは、オランダ語で「美しい」「素晴らしい」という意味を持つ「mooi」が元になっている。この単語に「o」をひとつプラスすることによって、「さらなる価値・感動を提供する」という志を表現したブランド名となっている。
Moooiはこれまでにも数多くのインテリアを提供しているが、それらは「非日常的」や「独創的」などの表現がしっくりとくる雰囲気が特徴。同ブランドのインテリアを取り入れた場合、空間にさまざまな変化をもたらしてくれるだろう。
Moooiは2001年に設立されたブランドだ。ミラノサローネで個性的かつ斬新と表現されるデザインを発表して鮮烈なデビューを飾り、世界で注目されるブランドとなった。
同ブランドのデザイナー陣は、マルセル・ワンダースをはじめとして非常に個性豊か。例えば三宅有洋やベルトイアン・ポット、マーティン・バース、ハイメ・アジョンなど、デザイン界で注目される顔ぶれとなっている。
さまざまなデザイナーが生み出す作品は、個性を感じられるデザインが多い。例えばこちらのページでご紹介しているチェステーブルをデザインしたFrontは、「Animal Thing(アニマルスィング)」と呼ばれるアニマルモチーフのシリーズのデザインも手がけている。そのほかにも、リチャード・ハッテンが手がける「Dandelion」やStudio Jobが手がける「LABYRINTH CHAIR(ラビリンスチェア)」「Gothic Chair(ゴシックチェア)」など、数多くの独創的なデザインが発表されている。
こちらのページでは、Moooiが提供している名作、チェステーブルを紹介した。世界にはこのテーブルのほかにも、名作と呼ばれているさまざまなテーブルがある。こちらのサイトでは、名作テーブルを数多く紹介しているので、興味のある方はぜひご覧いただきたい。