TRIO(トリオ)

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天板3段からなるオリジナリティの高いテーブル、TRIO(トリオ)。テーブルではなく、そのままインテリアとしても使えそうなデザイン性の高さである。ここでは、名作テーブルとして安定した評価を集めているTRIO(トリオ)の魅力、歴史などをご紹介したい。

TRIO(トリオ)

天才デザイナーとして呼び声の高いドイツのユリアン・アッペリウスが手掛けたTRIO(トリオ)。彼にしか生み出し得ない独創的なデザイン、そして高い実用性。完成度の高さが光る作品である。

TRIO(トリオ)の特徴

絶妙なバランスの取れた高いデザイン性

一瞬、これは何だろうか、と思わせるような独創性の高いテーブルである。3本の脚を外側へと伸ばし、それぞれの脚にバランス良く天板を接着。前に、後ろに、上にと、様々な位置に同じ大きさの天板が置かれている。テーブルではあるのだが、そのままリビングや書斎のインテリアにもなる。実用しても、何も置かなくても、どちらでも良い。
デザイナーは天才と言われるドイツのユリアン・アッペリウス。2011年にインテリアイノベーション賞「ベスト・オブ・ベスト賞」を受賞した作品だが、この名誉ある受賞に異を唱える識者はいないだろう。

高い実用性も兼ね備えた完成度の高さ

何も置かなくてもインテリアとして高い存在感を放つTRIO(トリオ)だが、もちろん、テーブルとしての実用性を割愛したわけではない。
非常に薄い天板だが、素材は板金であり丈夫である。スチールの脚としっかり接合してあるので、重量のある書籍などを置いても問題ない。モーニングが盛られた皿とティーカップを置いても、もちろん大丈夫だ。天板の直径が45cmとやや小さめだが、それが3段もあるのだから実用性は高い。名作テーブルは、日常で使われてこそ名作として生きてくるものだ。

TRIO(トリオ)の歴史

TRIO(トリオ)を世に生み出したデザイナーは、先にも触れたドイツのユリアン・アッペリウス。天才と評される著名デザイナーだが、なぜ天才と呼ばれているのかは、このTRIO(トリオ)を見るだけでお分かりだろう。
実際にTRIO(トリオ)がリリースされた年は定かではないが、2011年に上記の賞を受賞していることから、概ね2010年ごろだろうか。明らかに往年の数々の名作家具を超越したデザイン性を備えていることから、逆にユリアン・アッペリウスにおける往年の名作家具への造詣の深さが伺える。
素材が金属であり量産できることから、価格は1脚2万円台に抑えられている。

他の“名作テーブル”も見るなら…

名作テーブルとして多くの注目を集めたユリアン・アッペリウスのTRIO(トリオ)をご紹介した。テーブルとして、インテリアとして、また日本ならではの生花を飾る台として、実に様々な用途に使えそうなテーブルである。

さて、世界の家具市場を見渡せば、TRIO(トリオ)と同様に識者たちから高い評価を集めている名作テーブルが、他にもいくつかある。以下のページでは、それら名作テーブルをまとめてご紹介しているので、関心と時間のある方は、このまま続けてご覧いただきたい。