HORM,ripplesリップル・バースツール

無垢材を用いた伝統工芸的な要素の中にモダンデザインを織り込んだ独特のデザインが特徴のHORM。ここでは、HORMが販売している高級家具の中から、名作として広く評価を集めている「ripplesリップル・バースツール」をご紹介しよう。

ripplesリップル・バースツール

画像引用元:https://musetokyo.com/shopdetail/000000008018/

イタリアの職人技が光るripplesリップル・バースツール。無垢素材の作品を多く手がけるHORMならではの名作スツールである。

ripplesリップル・バースツールの特徴

5種類の無垢材を合わせた合板を使用

円形を描いた座面を真上から見ると、外側から中心に向けて5種類のブラウンがコントラストを描いている。クルミ、マホガニー、チェリー、オーク、ブナの5種類の無垢材を合わせた合板が、それぞれの色を主張している様である。座面と同じ幅の2枚の脚には、外側に黒クルミのベニヤ合板、内側にブナが採用されている。

無垢素材の持ち味をしっかりと表した、まるで日本の伝統工芸品のような作品である。

日本人の感性に自然になじむ木目のデザイン性

古くから日本人は、自然の木の木目に美しさ見出す感性を持つ。椅子、テーブル、棚、床など、身の回りを見渡せば、私たち日本人がいかに木目を愛してやまないかを知ることであろう。

この感性ゆえに、ripplesリップル・バースツールの木目は日本人の感性にスッとなじむ。自宅はもとより、飲食店やショップに置かれていても、空間のコンセプトを壊さず自然に融和する。

ripplesリップル・バースツールの歴史

ripplesリップル・バースツールは、イタリア・ベネチアに拠点を置くHORMがリリースした作品である。2004年、イタリアで歴史と権威あるデザイン賞として知られる「コンパッソ・ドーロ」を受賞。以後、名作家具としての仲間入りを果たしている。

デザイナーに関する情報が不明瞭だが、ある情報源には「Homage to Toyo ito」という記述が見られた。「Homage to」とは「敬意を表する」という意味であり「Toyo ito」とは、恐らく世界的に知られる日本人建築家「伊東豊雄」氏ではないかと思われる。東京大学客員教授なども歴任した著名な一級建築士である。

HORMについて

イタリアの工業家具ブランドとして、同国内はもとより世界中で多くの作品を発表しているHORM。その独自のコンセプトに惹かれ、多くの一流デザイナーたちがブランドのプロジェクトに参加している。

HORMのブランドストーリー

HORMは、イタリア・ベネチアに拠点を置く高級家具ブランドである。モダンデザイン、無垢材、伝統工芸技術の3つのコンセプトを融合させた工業家具を中心に、これまで数々の名作家具を世に発表している。

デザインプロジェクトには、マリオ·ベリーニ、スティーブン·ホール、マリオ·ボッタ、カリム·ラシッド、トッド·ブレイチャーなど、多くの一流デザイナーたちが参加。HORMが目指すコンセプトに共感するデザイナーたちは多い。

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HORMがリリースしている作品の中から、ここではripplesリップル・バースツールをご紹介した。5種類の無垢素材を使った合板によるデザインから、イタリアの職人たちの高度な技が伝わる名作スツールである。

さて、世界中の家具市場に目を向けてみると、ripplesリップル・バースツールと同様に、多くの識者たちの注目を集めている「名作」スツールが複数存在していることに気付く。一生もののスツールを求めている方には、まずは多くの「名作」スツールに目を通していただき、それぞれの魅力をじっくりと味わった上で自分なりの傑作をセレクトして欲しい。

以下のページでは、「名作」として識者たちの評価を定着させているスツールを一覧でご紹介している。関心のある方は、このまま引き続きご覧いただきたい。